文字(PAT)

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【機能】

文字を作成、編集する

【コマンド概要】

作成方法には[短文入力][ヒストリ][ワープロ][画面][クリック][スクリーン][パターンコード]があります。
配置方法には「1点配置」「均等配置」「フリー配置」があります。
文字列編集方法には[短文入力][ワープロ][スクリーン][ID]があります。
編集方法には[形状編集◆][整列編集◆][フリー再配置◆]があります。

【オプションメニューの説明】

【オペレーション例】

1. 文字を新規作成します。
キーボードからカナ漢字変換を使用して文字列を入力します。
文字列 <カナ漢字変換> * GRADE C/R
画面に短文入力で作成された文字列が最大10個まで表示されます。
画面の文字列部分を直接指示するか、文字列の番号をキーボードから入力して選択します。
【画面メッセージ】
1.六角ボルト
2.GRADE
3.1/2
4.日本語
選択番号 <1ー4> * 2 C/R
エディタ画面が表示され複数行の文字列が入力可能です。
既存の文字を指示して、文字列を読み込みます。
参照する文字 ID# <1> 
文字列 <カナ漢字変換> * GRADE C/R
クリップボードの文字列を利用します。文字列をマウスで反転してCtrl+Cで取り込み、[クリック]を指示すると取り込んだ文字列を配置できます。
漢字スクリーンを使用して文字を作成します。
パターンコードを入力して文字を作成します。
パターンコード * 48880 51955 C/R

配置には以下のオプションメニューがあります。

[ 1点  配置 ]各パラメータに従い1点で配置
[ 均等  配置 ]字間、行間をフリーにし、矩形で配置
[ フリー 配置 ]フリーのパラメータをフリーにし、矩形で配置
[        ]フリー配置の時、フリーの項目を表示します。
[高さ:4.000]文字高さ
[幅 :4.000]文字幅
[字間:0.000]文字間隔
[角度:0.000]文字角度
[  次ページ  ]ページの変更
[  参  照  ]指示された文字の形状、原点を参照

[次ページ]を指示すると、オプションメニューが以下のように変わります。

[ 1点  配置 ]
[ 均等  配置 ]
[ フリー 配置 ]
[        ]
[ 原点 左下◆ ]⇒(左下,中下,右下,左中,中央,右中,左上,中上,右上)文字原点
[ 方向 横 ◆ ]⇔[ 方向 縦 ◆ ]文字方向
[行間:0.000]行間隔
[        ]
[  前ページ  ]
[  参  照  ]

[均等配置]の場合、字間および行間がフリーになります。

[フリー配置]の場合、オプション4にフリー項目が表示され、変更できます。
フリーとなるパラメータは、各オプションメニューに”フリー”と表示されます。

[ 1点  配置 ]
[ 均等  配置 ]
[ フリー 配置 ]
[ 高さ/幅 ◆ ]⇒[高さ◆]⇒[幅◆]⇒[高さ/字間◆]⇒
[高さ: フリー ]   [行間/幅◆]⇒[行間◆]⇒[字間◆]
[幅 : フリー ]
[字間:0.000]
[角度:0.000]
[  次ページ  ]
[  参  照  ]
指示位置に原点配置します。文字の形状は設定しているパラメータに従います。

原点 GP# <1>

矩形内に収まるように字間、行間を調節して配置します。

原点 GP# <1>
矩形配置 GP# <2>

矩形内に収まるように高さ、幅を調節して配置します。

原点 GP# <1>
矩形配置 GP# <2>

2.
文字列を編集します。
文字編集には以下のオプションメニューがあります。
[  I D   ]直前に作成、編集した文字列を対象とする
キーボードからカナ漢字変換を使用して文字列を編集します。
編集する文字 ID# <1> 
文字列 <カナ漢字変換> * HZS C/R
エディタ画面が表示されて複数行の文字列を編集します。
編集する文字 ID# <1> C/C
漢字スクリーンを使用して文字を編集します。
編集する文字 ID# <1> C/C

3. 文字形状、位置を編集します。
文字形状をオプションメニューの表示に従い変更します。

形状編集には以下のオプションメニューがあります。

[高さ:4.000]編集内容(文字高さ)
[幅 :4.000]編集内容(文字幅)
[字間:0.000]編集内容(文字間隔)
[角度:0.000]編集内容(文字角度)
[ 原点 左下◆ ]⇒(左下,中下,右下,左中,中央,右中,左上,中上,右上)文字原点
[ 方 向 横◆ ]⇔[ 方 向 縦◆ ] 文字方向
[  参  照  ]指示された文字の形状、原点を参照

編集する文字 ID# <1> <2> C/C

桁揃えや行間変更をします。

整列編集には以下のオプションメニューがあります。

[ 桁 揃 え  ]指示された位置に文字列を桁揃え
[ 左 揃 え  ]文字列の左端を揃えます。
[ 中 揃 え  ]文字列の中央を揃えます。
[ 右 揃 え  ]文字列の右端を揃えます。
[  行間変更  ]指示された順に文字列の行間を変更
[行間:4.000]現在の行間
[  I D   ]直前に作成、編集した文字列を対象とする

(桁揃え)の場合
編集する文字 ID# <1> <2> <3> C/C
原点 GP# <4>
(C/Cのみなら第1編集文字が基準となります)

(行間変更)の場合
編集する文字 ID# <1> <2> <3> C/C
原点 GP# C/C
(C/Cのみなら第1編集文字が基準となります)

文字をオプションメニューの表示に従い矩形内に収まるように再配置します。

矩形編集には以下のオプションメニューがあります。

[ 高さ/幅 ◆ ]⇒[高さ◆]⇒[幅◆]⇒[高さ/字間◆]⇒
[高さ: フリー ]   [行間/幅◆]⇒[行間◆]⇒[字間◆]
[幅 : フリー ]
[字間:4.000]
[行間:4.000]
[  参  照  ]指示された文字の高さ、幅等を参照
[  I D   ]直前に作成、編集した文字列を対象とする
編集する文字 ID# <1> <2> <3> C/C
矩形配置 GP GP# <4> <5>

【字間と行間】

字間とは左文字右下から次の文字の左下までの間隔です。(初期値は0)
行間とは上の文字の下から下の文字の上までの間隔です。(初期値は0)

【クリップボードについて】

[クリック]では、文字列を反転させてCtrl+Cで取り込み、入力文字列とします。
取り込んだ文字列はクリップボードという領域に登録されます。
その文字列は、別の文字列を取り込むまで有効です。
[クリック]を指示したとき、「クリップボードに文字がありません」と表示されることがあります。
これはエラーではなく、取り込んでいる文字がないということなので、文字列を取り込んでください。

【漢字スクリーン】

コマンドを実行すると、漢字スクリーンが表示されて、その中で文字列を作成します。

特別の記号や文字(アルファベットの大文字、小文字、ひらがな、カタカナ)が表示されます。
これらを指示すると、その文字が編集領域へ配置されます。
漢字変換領域で指示したひらがなと、変換した漢字群(音読み)が表示されます。
その中から必要な漢字を選択すると、編集領域に配置されます。
編集している文字列が表示されます。
編集コマンド領域のコマンドを設定し、文字を編集します。
漢字に変換するひらがなが表示されています。作成する文字列の頭文字を指示します。
各編集コマンドが表示されています。その中から編集する機能のコマンドを指示します。
[追加]:編集領域で追加ポインターの指示する位置へ文字を追加します。
[挿入]:編集領域で挿入ポインターの指示する位置へ文字を挿入します。
[置換]:編集領域で置換ポインターの指示する位置の文字を置換します。
[行入]:編集領域で1行を挿入します。
[行削]:編集領域で1行を削除します。
[削除]:編集領域で文字を削除します。
[BS]:直前に追加モードで追加された1文字を削除します。
[CR]:追加ポインタを改行します。
[終り]:編集を終了します。
・追加ポインタ
編集コマンドの[追加]で追加モードになっているときに参照されます。
選択領域から1文字選択されると、この位置に文字が表示されます。
ポインタは1文字分進みます。[BS]で1文字戻ります。
・挿入ポインタ
編集コマンドの[挿入]で挿入モードになっているときに参照されます。
選択領域から1文字選択されると、この位置に文字が挿入されます。
編集領域を指示すると、挿入ポインタはその位置へ移動します。
・置換ポインタ
編集コマンドの[置換]で置換モードになっているときに参照されます。
編集領域中、文字を指示すると、置換ポインタは、その文字へ移動します。
選択領域から選択された文字が、その位置の文字と置換されます。